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2009年 02月 24日
出て行こうとするガンソク ◆ 「行きますよ, お父さん.」 父 「お前, 帰って来ないつもりなのか?・・・ひどいやつだ.」 あいさつして後ろ向きになって出て行こうとするガンソク, ヨンジャが部屋から出てくる. 母 「お前本当に行くつもり? どうして・・・こんなにひどい奴なの? お前いなくて私たちにどうやって生きていく? どうして女一人のため親を捨てていく?」 ◆ 「......申し訳ありません, お母さん. 」 母 「わかったから、母の負けよ. 負けたんだって, このろくでなし」 父 「お前?」 母 「私がお前にどうやって勝つ?お前が私にとってどんな子なのか。 お前なしで生きるなんて.」 父 「いい, わかった, やめなさい.」 母 「つれてきなさい、あの子を. 連れて来て.」 ◆ 「お母さん.」母を抱きしめる 母 「お前本当に悪いやつだ. 本当に悪いやつだ.」 父 「そうそう, 悪いやつだろう. 悪いやつだから思う存分叩いてやりなさい. こんな悪い息は叩いてぶんなぐっても良い.」 -テヨン、スヨンの婚礼が行われているハ家。そこに歩いて来るガンソク. 家族たち皆, 固まった表情でガンソクを見る。会長に挨拶するガンソク ◎母 「今日発つと言わなかったですか?」 ◆ 「申し上げるお話があります, おじいさま.」 ◆ 「母が彼女を連れて来なさいといいました.」 ◎父 「それはどういう意味です?イ室長?」 ◎母 「お許しが出たんですか?ダナとの結婚?」 ◆ 「はい.」 ダナ、うれし涙をこらえきれない。 会長 「めでえたい日に 良い知らせを持って来たんだな.みんな出よう. お客を出迎えなければならない.」 ダナの手を握りしめ微笑むガンソク ◎母 「イ室長、夕食時だというのに帰らないのですか?」 ◆ 「夕食時だというのに夕食もたべさせずに帰れというのですか?」 ◎母 「今まであまりに悩まされたので 夕食を食べさせたいという考えがあまりないものですから.お客さんたちもてなしてやっと片付けて, うちの家族水入らずで夕飯を食べてちょっと休むつもりです.」 ◆ 「お義母さん, 私ももう家族ではないんでしょうか?」 ◎母 「結婚する日まではまだ私たち家族ではないです。」 ビョンド 「それでは, 私もそのまま帰らなければならないんですか?」 ◎父 「そんなことないです.この人がお婿さんをからかいたくてみやみにこんなことを言うのです。やめておきなさい。お母さんの許諾受けてうれしくてやってきたのに.」 会長 「そのまま食べさせなさい.久しぶりに私も好敵手に会って楽しい. 囲碁はいつ学んだか?」 ◆ 「大学の時趣味もなくて本を見ながら一人で学びました.」 会長 「一人で学んだにしては手ごわい.」 ◆ 「ありがとうございます.」 -ガンソク、会長深刻な表情で碁を打っているが、ドンドン, ソクホ, あくびしている. ◎父 「お父さん, 今日はもうやめましょう」 会長 「勝負の決着をつけなければならないじゃないか?今まで戦績が 5勝 5敗だな?」 ◆ 「はい, おじい様.」 ◎父 「 疲れないか?」 ◆ 「大丈夫です.」 -ヨンイン、ダナ、チュチョンが入って来る. チュチョン 「お兄さん, もうやめてください. イ室長帰らせてあげないと.」 会長 「帰りたいか?」 ◆ 「いいえ.」 チュチョン 「結婚式の後なのにつらくないですか?」 会長 「私は大丈夫だ.」 チュチョン「イ室長、 うちのお兄さん勝負根性恐ろしい方ですよ.適当に負けて上げて.」 会長 「お前は, 何でそんなことを言うのか? 適当に負けろとは?」 ◆ 「心配ないです. 私も勝負においては敬老の思想もないやつです. 適当に負けてあげることはしたくてもできません.」 会長 「それは気に入った.」 ドンドンを寝かしつけるダナ。 ドンドン 「叔母さん? あのおじさんです. ちょっと怖いです.」 ◎ 「うん? なぜ?」 ドンドン 「碁を打ってるとき 目から火花みたいなのが散ってるみたいです.」 ◎ 「あのおじさんがちょっとそんなところがあるから.」 ドンドン 「叔母さん, あの人と結婚するんでしょ. おじさんと絶対碁を打たないでください.」 ◎ 「うん. よかった, 叔母さん碁を打つことができなくて.」 部屋から出てきたガンソクをつかまえるダナ ◎ 「(嬉しそうに) 帰るんですか?」 ◆ 「いや, まだ勝負終わらないです.トイレに行こうと出たんです.」 ◎ 「いつまで続けるんですか?」 ◆ 「勝負の決着を付けなければならないでしょう?」 ◎ 「早く二つ先に負けて上げてください.」 ◆ 「話にならない」 ◎ 「どうして話にならないですか?」 ◆ 「おじいさま, 私が負けて上げては腹を立てるかも知れないんです.」 ◎ 「だからばれないように負けるんです.」 ◆ 「私はそんなことできません.」 ◎ 「この人は本当に. 喧嘩早い気質も時を選びますよ. おじいさまに勝って何が良いんですか, 目に火花まで散らしながら」 ◆ 「私がいつ目に火花を散らしたと言いますか?」 ◎ 「ドンドンが言ってました。おじさん怖いよって.」 ◆ 「あいつ、私がいつ目に火花まで散らしたと人にいうか.」 ◎ 「適当に終わらせて帰って. そうしなければ.....」 ◆ 「そうしなければ何です?」 ◎ 「ホテルでの話また蒸し返しますよ.」 ガンソク目を泳がせてしどろもどろになる ダナ、ガンソクの脇をつついて、負けろと合図。 ガンソク、しぶしぶ意図しないところに碁を打つ。 会長「お前今何をするか? そこは二羅馬羅漢数ということ分からないか?」 ◆ 「あ, そうでしたか? 私がまだ数を読む目が不足で.」 会長 「私を早く寝かせたくてそうなことするならやめよう.勝負は真剣にしなければならない.」 ◆ 「そうでしょう? おじい様? 私もそう思うのに, この人がおじい様お疲れだと早く負けて帰りなさいと言うからです. 私はそれではおじい様が腹を立てるとはっきり言いました.」 ◎ 「申し訳ありません, おじい様.この人賭けと言うちょっとおかしくなる人ですから. 今日の内に勝負つけるのはやめてください.今日はこのままにして, 他の日またなさればどうですか?」 会長「(ガンソクに向かって)そうしたいのか?」 ◆ 「おじい様がやめようというまでできます.」 会長 「ダナ、ちょっとお茶を持って来なさい.」 -会長、ガンソク深刻な表情で碁盤をのぞきこんでいる. ◆ 「今回は私が勝ったようです, おじい様.」 会長「それでは戦績が 7勝 6敗で私が一戦負けているだけだな.」 ◆ 「それではもう一勝負始めましょうか?」 会長「そうしよう.」 ダナあきれた表情でガンソクをにらむ -ヨンイン, 入って来る. ◎母 「イ室長? もう12時になりますよ.」 ◆ 「おじい様が....」 ◎母 「お父さん. 結婚前なのにこんなに遅くまで引き止めてはイ室長家に咎められます. 今日はこのまま帰ってもらいましょう.」 会長「しかたない. 今日は帰りなさい.また別の日にまともに勝負しよう.」 ◆「分かりました. おじい様.」 ハ家の前で。 ◎ 「頭良くないでしょう?」 ◆ 「ええ?」 ◎ 「今まで頭が良い人と思ったが, 今日のことからすると頭良い人では絶対ないです.要領よく負けて上げること一つできない頭でどうやって事業しますか?」 ◆ 「私の頭とおじい様の頭と負けず劣らずなのでこうなったのですよ. さっき見たでしょう? 要領よく負けて上げようと思ってもすぐ気づいてしまうこと?」 ◎ 「要領よくできないからですよ.」 ◆ 「帰らなければならないから早くすることをして.」 ◎ 「ええ?」 ◆ 「ちゃんと帰りなさいと抱きしめて.」 ◎ 「何が嬉しくてです?」 ◆ 「(ダナを抱きしめて) お義兄さんたちは今頃いいなぁ. 羨ましくてたまらない.」 ◎ 「今日アメリカに行くはずだった人なのに. 人はトイレに入る時と出る時と違うとはこのことです.」 ◆ 「(引き離しながら)何てこというのですか?」 ◎ 「何がですか?」 ◆ 「恋人と抱擁しながらトイレの話する女がどこにありますか?」 ◎ 「人それぞれじゃないですか?」 ◆ 「(にっこりと笑って) こんなに独特な女と私が本当に結婚をするなんて分からないね.」 ◎ 「くじけましたか?」 ◆ 「もうとても自信満々だね.」 ◎ 「(笑って) もう私のものなのに何を恐れますか?」 ◆ 「あぁ、お母さんどうせ許してくれるならもうちょっと早くしてくれたら.そしたらお義兄さんたちと一緒に新婚旅行に行くことができたのに.今頃何をしているだろう?」 母 「結局このようになったんだから済んだことはすべて忘れるようにしなさい.」 父 「それは当たり前ではないか.」 母 「死んでも認められない結婚, こんなにでも許諾してくれることを幸いだ思えば, 過ぎ去ったことは恨んだりしないようにするの.」 父 「ここまできてそんなことをいって何をしようというのか?」 母 「言うことは言わなければならないでしょう? 私がもしかしてと思って言うのだけれど、名家の娘だと婚家を軽んじるなんてこと絶対私は認めませんから.」 父 「ハ先生はそんな人じゃない.せっかく承諾したこんだ、あっさりと行こう.とげとげしい言い方しないで.」 母 「けじめはつけなくては。ちょっと学があるといって目上に指図しようなんてことはもっての他.」 ◆ 「この人そんなわきまえの無い人でないです, お母さん.」 母 「お前は黙ってなさい. 私の嫁はただ一つだけすれば良い. 私が死になさいと言えば死ぬ振りでもしなければならないの.」 父 「いや, 死になさいとはどうして? (ヨンジャに睨まれて)・・・ 言いたいこと全部いいなさい.」 母 「そして主人をがっちり握ってコントロールするなんてことは絶対しないで.」 ◆ 「よく聞いておきなさい。 (ダナに睨まれて)・・・良いお話じゃないの.」 母 「お前が死んだら生きることができないという夫だからと言ってお前の好き放題するのは絶対だめだということよ. 分かるの?」 ◎ 「はい.」 母 「あなたのお母さんに早く時間を決めて会いましょうと伝えなさい.結婚は母同士で会えばことが進むというではないの?」 ◎ 「分かりました.」
by gansoga
| 2009-02-24 21:49
| 家門の栄光 36-40
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