カテゴリ
全体 清潭洞アリス 11-16 清潭洞アリス 6-10 清潭洞アリス 1-5 Jaimi's Bed Story 王女の男 21-24 王女の男 16-20 王女の男 11-15 王女の男 6-10 王女の男 1-5 王女の男 逆転の女王26-31 逆転の女王21-25 逆転の女王16-20 逆転の女王11-15 逆転の女王6-10 逆転の女王1-5 検事プリンセス 11-16 検事プリンセス 6-10 検事プリンセス 1-5 家門 M-Review 51-54 家門 M-Review 46-50 家門 M-Review 41-45 家門 M-Review 36-40 家門 M-Review 31-35 家門 M-Review 26-30 家門 M-Review 21-25 家門 M-Review 16-20 家門 M-Review 11-15 家門 M-Review 1-10 完璧な恋人に・・・16-20 完璧な恋人に・・・11-15 完璧な恋人に・・・6-10 完璧な恋人に・・・1-5 完璧な恋人に・・・番外編 家門の栄光 家門の栄光 51-54 家門の栄光 46-50 家門の栄光 41-45 家門の栄光 36-40 家門の栄光 31-35 家門の栄光 26-30 家門の栄光 21-25 家門の栄光 16-20 家門の栄光 11-15 家門の栄光 1-10 一枝梅 未分類 以前の記事
2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ブログジャンル
画像一覧
|
2009年 01月 30日
Special thanks to 쪼리퐁님
「あなた. この人に付いて行く私, とても憎いでしょう? 私がどうしてあなたをおいていってしまうのか, そう思うでしょう? でもね、あなた.....凍えているあなたより, サソリの天性を生れついて持ち、狂った獣として生きようとしたとしたあの人が, 私のために人として生きたくなったというあの人がもっと可哀相だったなの...... それで私, あなたのことを永遠に胸の中深く埋めるつもりです、二度と思いだすことなく. あなたおいて行ってしまう私を許さないで.」 よろめいてしまう、ダナ。ガンソク手をさしだそうとするがためらう。 「彼の前ではあなたの手を取らないのが私があの人にできる最低限の礼儀のようです....」 ◆「ここに来たい時はいつでも言ってください 私に隠れて一人で来ないでということです.私と一緒に生きてくれると難しい決心をしてくれたこと分かりました.あの人にどれだけすまないと思っているかも。 あなたが彼にすまないと思う位私も申し訳なく思うから、ここへ来たければ言ってください. 今日は伝えたいことがあって一緒に訪ねたが, 次はあなた一人で行ってください. 私はここで待っているから.」 ◎「・・・・お願いがあります.私置いて先に死なないでください.私生きていけないですから.」 ◆「人の命, 約束できるかどうか分からないが, そうしますよ.あなた置いて先に逝かないように.」 ◆「前からこんなコートを買ってあげたかった。これからは寒風だけ吹き始めても, 暖かくこれを着てください.これまであまりにも寒く過ごしてきたから.これからは厚着させるから転ばないように」 ◆「ちゃんと判子を捺して置かなけばならないでしょ?」 ◎「あの.....」 ◆「なんです? すべて気に入らないですか? 僕が勝手に選ばなくて良かったでしょ.密かに好みが難しいようだったので.」 ◎「当家では石の入った結婚指輪はしないです.」 ◆「ええ? それじゃこの前のは?」 ◎「金の指輪をしますが......」 ガンソクが指輪ケースを開くと. なんの模様もない金の丸リングが二つが並んでささっている. ◆「あなたの家の女性はとても素朴ではないですか?」 ◎「何の飾りもない指輪が純粋に結ばれる夫婦を象徴すると思ったようです. 祖母も, 母もそんな指輪をはめていました.」 ◆「それでは....その指輪は? 首にかけていた指輪は石が入っていたようだが.」 ◎「プロポーズする時, 一生石のはいった指輪をする事ができないこと分かってわざわざそうなのを選んだようです.」 ◆「結婚指輪は.....まだ持っていますか?」 ◎「事故が起こって退院する時, 彼の母に無理やりに抜かれました.もう縁が切れたと思って.」 ガンソク、ダナへの指輪をとりだそうとする ◎「いいえ、結婚式でつけてください。ガンソクさんの分を私が持っていますよ.」 ◆「もしかして仇になるか心配で, はめないと言うのではないよね?」 ◎「その指輪早くはめてもらいたければ, 仇にならないように歯を食いしばって闘ってください. 生まれつき闘って生きてきた人だからあまり心配はしませんが.」 ◆「褒め言葉みたいでもあり, 悪口みたいでもあり. 食事しに行きましょう.腹が減っては戦ができないじゃないですか?」 レストランでガンソクとお見合いした女性と出合ってしまう。 女性「まだお見合いをたくさんしてるようですね?」 ◆「私が結婚する人です.このごろはお見合いされてないみたいですね、 女の方と一緒に来ているところを見ると?」 女性「侮辱されるかと思うとむやみにお見合いできなくて.」 ◆「よくわかりましたね.侮辱されて当然な性格でしょ.」 女性「自分の食べた分だけ払う人なんているかしら。似たもの同士が合うと言いますが, お似合いですよ.」 ◆「私何点減点ですか?」 ◎「私の学生なら留年です.」 ◆「脹れっ面で食べないで下さい 消化に悪い.」 ◎「結婚しようとする男と、この前に見合いした女に似たもの同士よく似合うと 物笑いされた状況で、笑いながら食事するのは精神的に普通じゃないでしょう?」 ◆「それで精神状態が普通に見せようと人をいじけさせる表情しているんですか?」 ◎「肩身が狭くはありませんか?」 ◆「肉を味わっているのに皮をかんでるみたいですよ.」 ◎「一体どれだけお見合いしに通ったんです?そしてお見合いをすれば, どうして自分の食事代だけはらいますか?・・・笑って済まそうとしてますね?」 ◆「もう本当の恋人になったようですね.ちゃんと妬いてくれるところを見ると.」 ◎「嫉妬ではなく, 人間性に対して問うのですよ.」 ◆「弁解するともっと嫉妬してるみたいですよ.う~ん、急に肉が味わえてきた.」 ◎「それから今日こそはっきりさせます.」 ◆「なにを?」 ◎「あの日, ホテルでの事です.(水をのむガンソクに)慌ててますね?」 ◆「言ったでしょう? その事は話せない事情があるんですって. 本当にその女とは何の関係もないんです.」 ◎「何の関係もない女性と日中にどうしてホテルの部屋にいたのです?」 しきりに水を飲むガンソクに ◎「そのそぶり、怪しいです」 ◆「水も飲めないですか?」 ◎「どうして怒るのですか?」 ◆「どうして私の言いぐさ真似しますか?」 ◎「今その是非を話してるのではないです.」 ◆「それは本当に家の恥なので言いにくいんですよ.」 ◎「家に恥をかかせるって事ご存じですか?」 ◆「本当にそんなことじゃないと言っているのに. 見逃してください.」 ◎「一生ぐちをこぼしたくなければ, 自状して許しを受けるようにしなさい.」 ◆「そのまま一生愚痴をこぼします.」 ◎「緊張ちょっとは緩みますか?これから越えなければならない山がたくさんあるでしょう?」 ◆「演技しながら常にいらいらして腹が立ちました. 私の思いでどおりにできることのように甘く見ていたが,どうしてこんなに振り回されるのかと. でももう安心です.この女性に振り回されて生きれば楽だと.」 ◎「果して楽ばかりでしょうか?ホテルのこと、必ず真実を明らかにします. 振り回していると楽しくて良いですね.」 ◆「今日みたいな日は自分たちのお祝いの意味で二人で夜を明かさなくては.」 ◎「大変な闘いをするためにはたくさん寝ておかなくちゃ.」 ◆「僕を長く待たせないでくれてありがとう.もうよく眠れなくても疲れることもないだろう」 ◎「強がらないで」 ◆「本心だ。家に入って。後で電話します。」 ◎「初めてしてあげたいことがもう一つあります. (ガンソクを抱きしめて)たくさん苦労するでしょう.そんな時必ずこうして下さい.」 ◆「何です?」 ◎「私に甘えること.すべて受けますから」 ◆「分かりました.もうやめてというまで限度なく甘えますよ」 #
by gansoga
| 2009-01-30 18:09
| 家門の栄光 31-35
2009年 01月 28日
「もう、寝ましたか?」のメールを打つガンソク 「いいえ」の返事を見て、電話する ◆「どうしてまだ寝ないんですか?」 ◎「別に・・どうして寝ないんですか?」 ◆「今日すべきことがまだ終ってなかったんですよ.長く待たなくていいように毎日お願いしなくては。私くだらなく見えますか?どうして返事しないですか?」 ◎「くだらないと言えばすねるじゃないですか?」 ◆「・・・こんなことができなくて狂うかと思った」 ◆「人の習慣というのが恐ろしいものです。メール送って, 電話してこんな日常的なことが中毒性あるとは知らなかったんですよ.あ, それから一つ言っておきます.」 ◎「何です?」 ◆「毎日だた待つだけならば、サデギを毎晩ぶんなぐるつもりです.主人はどうしてもたたく事ができないから、あいつにでも八つ当たりしなくてはならない.」 ハルモニの「まだ起きてるの?」の声にあわてて電話をきるダナ。 ガンソク, 呆然と携帯電話見ながら. 「いつも電話をすぐに切る悪い癖だ」といいながらサテギを殴る 「どうして殴られるか分かるか?」 ベッドに横になろうとするガンソクに. メール音. 「電話をいきなり切ったからサデギを殴ったんですか?」 「私の部屋に隠しカメラ設置したんですか?」とすぐに電話するガンソク ◎「これから電話先に切らないようにしますよ.」 ◆「本当ですか? どうしてそんなにやさしいですか?」 ◎「そんなに優しくしてもらって. 待たせるのが申し訳ないからです.」 そこへ、チュチョンの呼ぶ声 ダナ、あわてて携帯をきる ◆「何だこの女、もう怒った」 お酒のありかを探してきたチュチョン。そこへ再びガンソクから電話 ◆「私をからかってるんですか?」 ◎「教授, ちょっと待ってください. 私がまた電話しますよ.」と装うダナ 「不可抗力だったです.」電話で言い訳するダナ。 ◆「誰か入って来たのですか?」 ◎「はい, 叔母さんです.」 ◆「その人はどうして眠りもしないで夜歩き回りますか? そしてそんな不可抗力的なことが起こったら私がこの前行ったこと聞けなかったんですか? 『兄さん, 私が後で電話しますよ』 そうすればこちらでも ああ 誰が入って来たんだなとわかるじゃないですか。」 ◎「ごめんなさい, 瞬発力不足だったです.」 ◆「瞬発力不足で僕を怒らせた罪で, ずっとしゃべってなさい。私が眠るまで.」 ◎「どっちが先に眠るが賭けるんではなかったですか?・・・王宮は王宮で 100里内側・・・」 ◆「今何と言ったんですか?」 ◎「ずっとしゃべって見なさいと言ったから本を読むつもりです.」 ◆「ポン!」. ◎「はい?」 ◆「今サデギを殴ったから気を失った声です.」 微笑むダナ 正月準備で忙しいハ家。そこへガンソクから電話. ◆「今家ですか?」 ◎「はい.」 ◆「むだ足をふみました. いつも博物館にいるから当然そこにいると思ったのに. 近所まで行くから出てきてください.」 ◎「お正月準備しなければなりませんが.」 ◆「真似して、.『あら, 教授』」 ◎「.....」 ◆「真似してって.『あら, 教授.今ですか?』」 ◎「今ですか?」 ◆「はい, 今から出ます」. ヨンインが部屋に入ってくる 「ダナ, 買い物に行こう.」 ◎「はい, 教授, 今から出ます.」 ◆「よくできましたね.」 ダナ、電話を切って ヨンイン「今から大学にいくの?」 ◎「はい・・・・」 ダナを車で向かえにくるガンソク ◆「気分はどうです? 電話を先に切られる気持ちですよ?」 ◎「特になにも・・・」. ◆「とにかく人をしゃくにさせるのは生れつできすか」. 助手席に乗ったダナのシートベルトを締めてあげる ◆「これがしたくて病気になるかと思ったほどですから、飽きるまでするつもりです。・・・私、つくしすぎですか?」 微笑むダナ。 ◎「またたくさん笑える、そう思いました」 ◆「・・・妙技見せますよ.片手運転」. ◎「危ないです.」 ◆「一緒に死ぬこと以外にしたいことありますか?」 ダナの事務所でコーヒーを飲みながら ◎「コーヒー入れるの上手になりましたね」 ◆「喫茶店もできるかな」 ◆「会社の買収撤回するつもりです.妻の会社を乗っ取った奴になってはいけないでしょう? どうしてこんな言うのか分かりますか?あなたにプレッシャーを与えてるんです. あなたがずっと待たせれば, 私が会社の買収を撤回すると言うことが滑稽になります。この女性と結婚するから譲歩してくださいというのが大義名分が立つんじゃないですか?」 ◎「私にそれほどの価値がありますか?やりたかった事をあきらめるほど?」 ◆「私がしたい事ではないです.」 ◎「10年前に交通事故で体に大きな傷ができました、良かったと思いました.これから男性の前で女性として生きなくてもいいと安心しました。・・・私たち、このままただ会うだけなら.、自分でも見るのが辛い傷を見せなくても良いのに....」 ◆「女性にとってはつらいことだ」 ◎「その傷を見ながらあなたも私のつらい過去を思い浮かばなければならないんです.」 ◆「安心しました.そんな考えをするということは少しずつ私に近づいているんじゃないですか? あなたが全身に傷あとがあるとしても, 人が振り返るほどの傷あとで覆われていると言っても, 私は絶対あなたを離さない. 私を人間として生きさせてくれる人があなたしかいないということがわかったから」 校舎の外、ダナの手を握るガンソク ◎「学生たちに見られます.」 ◆「彼のいる身だと知られると怖いですか?」 ◎「この学校の先生ですから。あの鬼教師が恋愛するんだ, そんなうわさ聞きたくないんですよ.恨みをたくさん買って生きると言ったでしょう?」 ◆「そうそう, それで長生きするつもりとも言いましたね. それはもっとよっかた.どうやってあんなに素敵な男をつかんだのかって」 手をとって車に乗ろうとするところにヒョンギュと出会ってしまう。 先にダナを車に乗せるガンソク。 ◆「君がいなかったらもっともがいて苦しんでいたろう.ありがとう.」 ◇「あの人笑うのを見るのが嬉しいです、もっとたくさん笑わせてあげてください.」 車に乗るガンソク ◇「ありがとう.あいつと恋敵にならないようにしてくれたこと.あいつに先に心を与えたら,僕は勝つことができなかったはずだ.」 ダナの家の前で。 ◆「帰ってから電話しますよ.とても長い電話。新しい拷問です. 眠れないようにするのが一番辛い拷問と言います.」 ◎「その拷問してたらそちらも寝る事ができないでしょう?」 ◆「電話つかんだままサデギずっと足で蹴飛ばすつもりです. 人をそこまで幼稚にさせずに, 適当な線で降伏してください」 新しいのっとり屋チョンサンギルが会社を狙っていると知り、激怒するチョンガプ。 ガンソクにどうするつもりかとつめ寄る。 直接彼らに会って説得し、何とか食い止めるというガンソク ガンソク親子のために、新しいのっとり屋によって会社が空中分解するかもしれないと つかみかかるテヨン。 その場面を目撃してしまったダナ。 「静かに去ろうと思ったが, 事がここまできてしまった. 欲心が災いを呼ぶという話が訳もなくあるのではないようです.」とスヨン。 夜、ダナを家の前に呼びだすガンソク ◆「あなたの返事待ってればいいと思っていたが,そうすれば一つ一つ解決して行くことができると思ったが,あなたのお兄さんの言葉通り結局欲心が災いを呼び入れたようだ.」 ◎「うちの会社他人の手に渡るんですか?」 ◆「阻んで見るところまでは阻んで見るつもりです.しかし, どうなるか何も断言することはできません.最悪の場合になれば, あなたと私, だめになる。あなたの家にとって私は仇になるわけだから.それでも一つ良かったこと, あなたを離したくないと思ったことです・・行きます」 博物館に座っているダナ。ガンソクがやってくる ◎「10年の間はずしたことがなかったです. 首にかけていたネックレス.昨日の夜はずしました。プロポーズした日彼がくれた指輪です. まだすべて忘れ去ることはできないけど, まだ瞬間瞬間すまなくて.私の愛がこんなに弱いのか, 切なかったりするけど,その指輪を首にかけていることはできなかったです. あなたがどんな人でも, 我が家にいくら大きな害を与えても,それで仇になっても離しません。どうやって一緒に行けばいいのかは分からないが, 一緒に行きます.」 ガンソク、ダナの手をとって 「行かなければならないところがあります」 ジナの墓の前に立つ二人。 ◆「・・・イ・ガンソクです.あなたの妻だった女(ひと)を愛している男です. あなたが愛した彼女のために死ぬことも恐れなかった、そんなあなたの相手にならないことはわかっています. そして彼女の胸の中に永遠に生きていることも分かりました. 彼女の記憶の中に生きているあなたを嫉妬したのも事実です. しかし, もうそんな嫉妬はしないでしょう.彼女を救ってくれたから. 生き残った彼女に会って, 彼女を愛して人として生きさせてくれたから. あなたを捨てるのがすまなくて長い間ためらった彼女, 私が苦しんでいるのが可哀相で今日私から離れないと言いました. だから....彼女と, 彼女を救うために死んだあなたに誓います. 彼女が死んだ後は.....あなたのもとにお送りします. ただ・・・・ 生きている間は私と伴に.」 #
by gansoga
| 2009-01-28 22:44
| 家門の栄光 31-35
2009年 01月 28日
◆「わかってるでしょう、あなたも、私たち演技じゃなかったこと。だからもう離せないんだ。」 ◎「行かなくてはいけない道がある人じゃないですが、あなたは。止まることを知らない人です。」 ◆「行けない。、歯を食いしばってふりかえらないで行ってみようと思った。それが私の天性だから。おぼれて死ぬかもしれないとわかっていても進むしかしらない私の天性だから。私は人間じゃない、闘うことしか知らない獣だとだけ考えてました。 でも、生きるのが辛かった。一日として酒を飲まずには眠れなかった。 君の心に誰がいても、どんな記憶とともに生きていても関係ない。そんな君とでも一緒にいたい。そうすれば生きることができる。」 ◎「私はあなたのそばにいれない人間じゃないですか、よくわかってるでしょ。」 ◆「構わないといってるじゃないか。今までどおり生きていけばいい。僕のつかんだ手を離さないでくれ。」 ◎「だめです、できません。」 ◆「僕を生きさせてくれないか。」 ◎「どれだけあなたの手を握り返したいと思ったことか。でもできませんでした。彼が可哀そうで。」 ◆「そのままでいいといってるじゃないか。彼の記憶捨てる必要はない。ただ、そのまま持っていればいい。」 ◎「私のために亡くなった人です。私を救うために、その瞬間に向かってくるトラックに向けてハンドルを切った人です。そんな人をどうして忘れられますか。忘れてはだめでしょう。」 ◆「忘れなくていい。忘れなくていいから。だから僕だけをすてないでくれ。」 ◎「私たち、一緒に行くことはできない二人じゃないですか。一緒にいたくても、それは無理な二人じゃないですか。」 ◆「僕がどうにかするから。君と一緒にいるためなら、どんなことでもしてみせる。君なしでは生きていけないから、どんなことでもする。だから君は、そうするといって。」 ◎「どうして、それがどんなに大変なことわかっているのに、どうして私が。」 ◆「そうしますといって。その言葉だけをくれればいい。」 夜、車で大学まで来る二人。 ◎「どうして大学に?」 ◆「休みたくて。長い間眠れなかったから。」 「ちょっとここで休みます。」ダナの事務室で腰掛けるガンソク。ダナを抱きしめて ◆「わからなかった。妹がヒョンギュを見て息をするのも辛そうなのが、不思議だったが、今では僕がそうだった。あなたに会えずに生きていくと思うと息をするのも辛かった。 やっと楽に息ができるようになった。」 ◆「これから僕ら、大変になる。君に申し訳ないこともある。これから一つのことだけ守ってください。他の人の言葉を聞かず、僕だけ信じること。」 ◎「私はいつもここにいます。どこへもいかず。いつでも会いたければ会えるし、」 ◆「どういう意味?」 ◎「前のように一緒に食事をして、カラオケに行き、道で手をつないで歩く。何も我慢する必要はないということです。祖父はもう提案を受け入れるつもりですから、そちらの願いどおりになるはずです。だから、私とご両親を同じ天秤にかける必要はありません。」 ◆「だから?」 ◎「敢えて一緒になる必要はないということです。いつでも会える二人が、無理に一緒になることは・・・」 ◆「僕と一緒にいることが恥ずかしいですか?家族にこの人と生きていきたいといいたくないと。恥ずかしいから。」 ◎「そうじゃありません。」 ◆「もし、もう一回こんなことを言ったら、そう思います。僕はあなたと結婚します。世間にしられず会うだけでは満足できません。」 ◎「できません。薄れたとはいっても彼の記憶はまだ残っています。それを知りながらガンソクさんと生きていくことはできません。」 ◆「構わないといってるじゃないか。」 ◎「私が構うのです。 」 ◆「気がつかない振りをする、君の心に残っているどんな記憶も。」 ◎「それでは私がガンソクさんに罪を犯すことになります。それはしたくありません。」 ◆「背負ってください、その罪。私のために。」 ダナを家まで送り届けるガンソク。 ◆「君が具合が悪いとヘジュに聞いて、この門の前で夜を明かしました。出てきてと電話しようとしたが、できなかった。そのあと何日お酒飲んでもがいていたら, ヒョンギュが尋ねて来た。 あなたが一度だけその人になってくれと言い、彼を憶えなければならないのに, どうしてこんなに記憶がうすれるのするかわからないと言いながら泣いたと. 私はそれで充分です. それ以上は望まないです.あなたの心に私だけいるのがではなくても.私だけそう思えば良いから.」 ◎「待っててください・・・私の心の中からその人が消え去る日まで.おやすみなさい.」 ◆「あまり長くは待たせないで。待ちすぎてまた息ができなくなる姿を見せたくない.....」 部屋に帰ったダナ、ジナの写真を見ながら 「あなたと一緒にいることができないみたい.、あなたに申し訳なくて少しでもそばにいたいけど.....待ってるその人にすまなくてだめみたいなの.だから私を憎んで」 ひさびさに晴れやかな表情で家に帰ったガンソク。ヘジュが帰ってくるのを待っている ◆「どうしてこんなに遅いんだ? バイトはとっく終わったんじゃないのか?運転が大変なのか?」 〇「彼があまりに苦しそうで.彼は先生をあきらめたみたい.」 ◆「兄さんハ先生と結婚する。ばかな争いをして生きるのをやめたくなったんだ.」 〇「じゃあやめるの,ハ先生の会社のこと?」 ◆「方法を捜さなくてはな. もう寝なさい.」 〇「兄さん・・・安心した. 昔に私を背負ってくれたお兄さんに戻ったようで.」 ◆「あいつ, たくさん苦しむはずだ.よく面倒みてやれ.そうすればいつかはお前に振り向くかも知れないから.」 〇「そんなことないわ.私に振り向いてくれるかも知れなくて見守ってるんじゃないの. 見ているしかできないからなの.」 ◆「そんな言葉今までは理解できなかったが, 今は少し分かる.」 #
by gansoga
| 2009-01-28 12:31
| 家門の栄光 31-35
|
ファン申請 |
||