カテゴリ
全体 清潭洞アリス 11-16 清潭洞アリス 6-10 清潭洞アリス 1-5 Jaimi's Bed Story 王女の男 21-24 王女の男 16-20 王女の男 11-15 王女の男 6-10 王女の男 1-5 王女の男 逆転の女王26-31 逆転の女王21-25 逆転の女王16-20 逆転の女王11-15 逆転の女王6-10 逆転の女王1-5 検事プリンセス 11-16 検事プリンセス 6-10 検事プリンセス 1-5 家門 M-Review 51-54 家門 M-Review 46-50 家門 M-Review 41-45 家門 M-Review 36-40 家門 M-Review 31-35 家門 M-Review 26-30 家門 M-Review 21-25 家門 M-Review 16-20 家門 M-Review 11-15 家門 M-Review 1-10 完璧な恋人に・・・16-20 完璧な恋人に・・・11-15 完璧な恋人に・・・6-10 完璧な恋人に・・・1-5 完璧な恋人に・・・番外編 家門の栄光 家門の栄光 51-54 家門の栄光 46-50 家門の栄光 41-45 家門の栄光 36-40 家門の栄光 31-35 家門の栄光 26-30 家門の栄光 21-25 家門の栄光 16-20 家門の栄光 11-15 家門の栄光 1-10 一枝梅 未分類 以前の記事
2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ブログジャンル
画像一覧
|
2013年 02月 20日
ムン「今日は新人MDの最終面接があります。全部で20人ですが、会長は10人だけお会いになればいいです」 ス「わかった」 ムン「あ、それからチャ会長がおいでです」 ス「おいでですか」 父「ああ」 ス「アウトレットの合弁事業に関する最終契約は本社でチェックしています。予想投資額は約500億で50:50の持分です」 父「京畿道の土地は35000平で、まもなく契約できるだろう。配送所もふくめて道路をのばす予定だ」 ス「そうですか」 父「一生会うこともないと思っていた息子だったのに落ちつたもんだな」 ス「仕事は仕事です。そういうスタイルは父さんだけじゃないんです」 父「お前の口からそういう言葉がでるとはな。最近はよく眠れてるとか」 ス「まだ主治医と会ってるんですか「 父「家の世話をしている人から聞いたんだ。良く眠りよく食べていると」 ス「ああ、私面接があるんです。契約が終了したらまたお会いしましょう」 面接者の中にセギョンという名を見つけるスンジョ ムン「よくある名前ですよ」 ス「はじめよう」 ス「シンセギョンさん?」 シン「はい、シンセギョンと申します」 シン「大学卒業後アメリカでAASコースを終了しました」 面接官「1年の短期留学ですね」 シン「はい」 面接官「わかりました。次の方」 ス「シンセギョンさん、コンテストで数々の賞をとり、大学の成績もいい。ずっとトップで。だのになぜ卒業後2年も就職できなかったんです?」 シン「留学経験がなく、それが不利になって、だから短期でも留学したんです」 ス「アルバイト経験が豊富ですね。3回休学して。学費のために休学したんですか」 シン「はい、家の事情で、学費は自分で稼ぎました」 ス「だがそのバッグ、服、靴、合わせると1000万ぐらいするのではないですか」 シン「そうです」 ス「その金があれば2学期分の学費にはなったでしょう。過分だとは思いませんか?」 シン「2年間面接をうけつづけて悟ったことがあります。」 ス「なんですか?」 シン「面接にも礼儀が必要だということでしょう」 ス「礼儀?」 シン「はい、特にファッション関係の場合、着ているもので私の能力や見る目を判断されるということです。」 ス(ハンセギョンに会う前の私なら何点をつけただろう) 同じころ面接をうけているハンセギョン、留学経験はないが、アルテミス会長のスタイリストをしていたことを武器に面接官の評価を変えてしまう。 (別れてから私は彼を利用しているわ) 売り場を視察しながら、昔のセギョンのように奥様の買い物係をしている女性を見つけるスンジョ ス「キム運転手、止めろ」 ユンジュをみつけて走り寄るスンジョ ユンジュの家を訪れて ユ「引越しして間もないから散らかってるけど・・・座って」 ス「最後にあったとき、チャンスをもらったといってなかったか?どうなったんだ」 ユ「知らなくていいわ。過去の話よ。セギョンとは?別れたの?うまくいったんなら記事にでもなるかと思ったんだけど出ないから」 ス「逃げられたよ」 ユ「逃げた?」 ス「証明する方法がないからと」 ユ「何を?」 ス「俺を愛してるってこと」 ユ「愛なんてどうやって証明するの?」 ス「そうだろ?俺がいつ証明しろっていった?ただ俺にあわなければ死ぬ、俺なしに生きていけない、その言葉だけで十分なのに・・タイミングが合わなかった」 ユ「あんたが証明しろっていったんでしょ」 ス「え?」 ユ「あなた人を信じてないじゃない。私のときもそうだった.。セギョンのことも信じてなかったのよ」 ス「そうじゃない。俺は昔のチャスンジョじゃない。現実をしってる」 ユ「現実?」 ス「あの絵、お前のいうとおり父さんだった。俺のこと思って父さんがあの絵を買ったし、事業のために俺が必要だったのもそうだ。ハンセギョンが俺のこと好きだったのも本当だし、俺の金のために好きだったのも本当だ。ドラマの中では主人公が世の中のものすべてに関心があるのに男の金だけには関心がない。これってありえるか?」 ユ「ふふ」 ス「ハンセギョンのおかげでわかった。なのにどうして俺が証明してみろなんていうんだ?ああ、お前にいったことはある。あの時はいうとおりまだ未成熟だったんだ。だけど今はそうじゃない」 ユ「やあ人間なんてそう簡単に変わらないわ。外側では認めても、心の中ではまだ疑ってる。あなた、女性の欲望認めてないじゃない。他人にはわからなくても私にはわかるわ」 ス「違うって」 ユ「セギョンは絶対逃げたりしない。昔から倒れるのは見たことあるけど逃げたことはない」 ス「ハンセギョンも変わったんだ。確かに逃げたんだ」 ユ「あんたが追い返したんでしょ。証明してみろっていって」 ス「そんなこといってないって」 ユ「ほんとに言ってないの?」 ス「ああ、夢の中でさえ・・・」 ユ「夢?」 ス「夢・・・・」 ユ「どうしたの?大丈夫?どうしたのよ」 ス「夢・・じゃなかった」 セ「愛してる」 ス「証明してくれ。俺も信じたい、だから証明してくれ」 セ「え?」 ス「俺も愛したい、愛されたい・だからセギョンさんが愛していること証明してくれ」 セ「愛をどうやって証明できるの?私がスンジョさんに証明できるのはキム秘書をまず愛したことが本当で、会長だとしってもっと好きになって幸せだったことも本当で、そんな自分に、スンジョさんに罪悪感を感じたのも本当よ。スンジョさんを愛してないわけじゃないわ。スンジョさんを愛している自分がこんな人間だということ理解して認めてほしいの」 セ「ここに書いてあることが、私がスンジョさんに見せられる私の心すべてよ」 10 ケ条の書いてあるノートを押しのけて ス「わからない・・・わからないんだ」 セギョンの家にかけつけるスンジョ。 妹「会長?」 ス「セギョンさんは?」 妹「今留守ですが」 ス「ちょっと入ってもいいですか?」 妹「何でしょう」「 10ケ条を描いたノートをとりあげて。 1.キム秘書はジャンティエールシャー会長だ 2.ジャンティエールシャー会長はキャンディであるハンセギョンが好きだ 3.でも私はもうキャンディじゃない 4.会長は私が変わってしまったこと知らない 5.結局会長は変わってしまう前の私が好きだ 6.私は変わってしまう前の自分を演じなければならない 7.私はキム秘書がすきだ 8.だけど私がものにするのはキム秘書じゃなくジャンティエールシャー会長だ 9.これは幸運だから LOTだから 10. 私は変わるまえのハンセギョンを演じなければならない セギョンの会社まで駆け出すスンジョ セ「どうしてここに?」 ス「・・・用があって・・・(行き過ぎようとして振り返って)捕まえないのか?捕まえなくちゃならないんじゃないのか?」 セ「ふざけてる時間ないんです。新入社員なんです」 ス「またムキになって、もっともダサいくらいまじめだが・・あんまりだろ」 セ(また・・・夢のはじまり?) ス「なんて人だ、まったく。あえて嬉しくないのか?」 セ「どうして来たんですか?(もう夢はみない)」 ス「全部みせてくれるんだろ」 セ「全部みせたわ」 ス「逃げ出さないんだろ」 セ「逃げたことないわ」 ス「俺からはにげられないって、じゃあどうして捕まえない?」 セ「困らせにきたんなら行きます」 ス「人を愛したことないでしょ」 セ「・・・」 ス「ちゃんと愛されたこともないでしょ。愛なんてどうやって証明できるんですか。証明できないからって逃げ出すなんてありえますか?」 セ「それはスンジョさんが・・・」 ス「証明しなくていいです・・演技しなくていい。真心と利用、区別はないといったね。以前のハンセギョン、変わってしまったハンセギョン、区別することができますか?僕もできない。僕がすきだったのがキャンディだったハンセギョンなのか、変わってしまったハンセギョンなのか。だからもう、そんなことは重要じゃない。僕はただ、今目の前にいるハンセギョンが好きなんだ。」 セギョン愛おしそうに抱きしめて。 セ「私、信じるの?(あなたの前で演技せずにいられるだろうか)」 ス「努力するよ(100%の自信はないが)」 セ「私、理解してくれる?(私もあなたのすべては理解できない)」 ス「理解したい(初めて、自分以外の誰かを)」 セ「1兆21億は?」 ス「僕が稼がせてやる」 セ「(笑)」 ス「どうして笑う?」 セ「それってプロポーズ?」 ス「セギョンさんに前からいいたかったのに言えなかった言葉がある セ「なんですか?」 ス「これが言えたらこんなに幸せなことはない」 セ「なんですかって?」 ス「よく聞いて。ウィンストンチャーチルがこういった。『未熟な人は相手が必要だから愛するが、純粋な人は愛するからあなたが必要なのです』・・・愛してる。だからセギョンさんが必要です。セギョンさんが必要だから愛してます。もう僕には区別がつかない」 不思議の国のアリスのエンディングは、アリスが夢から覚めたのではなかった。アリスのお姉さんがまた眠りについたのだった。半分目をつむって、自分が不思議の国に来たのだと信じたのだ。私たちも目を半分閉じて、違う国に来たのだと信じた。次に目を開けたときには全てが現実になると知りながら。 草は、風の中でさやさやと音を立て 水溜りは葦のそよぎにつれて漣をたて カチャカチャと鳴るティーカップは、羊の首の鈴の音に変わり 女王の叫び声は、羊飼いの少年の声に変わるでしょう それでも私たちは目を半分だけつむっている また目を覚ませば、すべてが現実に変わると知りながら
by gansoga
| 2013-02-20 00:40
| 清潭洞アリス 11-16
|
ファン申請 |
||