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2012年 12月 14日
秘書「会長、それは・・・刑事事件なので、取り下げてもすぐに解決はしません。それに少なくとも罰金刑は要求しないと」 ス「じゃあ何が必要だ。取り消し所、合意書か、嘆願書?他に何が必要だ。ムン秘書、さっさと行動しろ」 祭儀場に現われるムン秘書一行 秘書「マーケティングチーム、ソインチャン代理に関する告訴について申し上げます。アルテミスコリアはソインチャン氏に関する告訴をとりさげ、その罰金で解決することで合意いたしました」 セ「あ、ありがとうございます」 秘書「罰金は会長がみずから決裁されました。アルテミスコリア、ジャン・ティエールシャー会長です」 荘厳な音楽とともに登場するスンジョ セ「キム秘書が・・・会長?」 ス「ハンセギョンさん、貧しさに愛が破滅することはありません。その通帳の中にあるハンセギョンさんの夢と熱情そしてその強い意志で二人の愛を守っていってください。」 セ「会長・・・」 抱き合うふたり。涙するムン秘書。 せ「会長・・本当にどう感謝したらいいか」 ス「感謝・・・?」 妄想終わり ス「カムサ~レファ~♪ドレミファ~♪これだこれだ、感謝するのは私にではなくセギョンさんとインチャン氏、お互いにでしょう。セギョンさん、愛する人の横で見守ることが未成熟な愛ですか?ウィンストン•チャーチルがこのようなことを言っています。未熟な愛は あなたが必要なので愛するが、成熟した愛は愛しているから、あなたが必要なのです。今お二人に必要なのはお金でも、現実的な条件でもありません。お互いのためにお互いが存在する、それだけでいいのです。」 通帳を胸ポケットに入れて 秘書「会長?」 ス「準備できたか?出かけよう」 秘書「ハンセギョンさんが来られました」 ス「ハンセギョンさんが?」 秘書「ええ、お礼を申し上げにと」 ス「お礼?ハンセギョンさんがもう?」 秘書「はい、私がお伝えしました」 ス「え?ムン秘書がいっちゃったって?もう?」 秘書「ええと・・ハンセギョンさんが心配しているというので、心配しないように会長がすべて解決してくださったと」 ス「なんだと!ムン秘書は秘書やろ!会長は俺や!俺が言うはずやったのに!おかしいやろ」 秘書「会長、突然どうしたんですか?な、なまりが・」 ス「それなんや?」 秘書「ハンセギョンさんから、お礼の印にと」 ス「お礼?俺にじゃなく、ムン秘書に?」 秘書「こちらが会長に」 あけてみると地味なブレスレット。ムン秘書のもとりあげてみるとネクタイピン ス「え?なんでムン秘書の方がきれいなんや?なんで俺のはこれでムン秘書はこれなんや?取り替えたやろ?」 秘書「いいえ」 ス「ハンセギョンは!帰ったんか!」 秘書「たった今・・・」 「もう、まったく!」 ぶつぶついいながらセギョンを探しにでるスンジョ ス「ハンセギョンさん!ハンセギョンさん!」 セ「なんですか?どうしてこれをそちらが?」 ス「いや、ハンセギョンさんが感謝する相手は会長ではないのですか?」 セ「そうですが?」 ス「なのに、どうして・・こっちの方が高そうですが?どうしてムン秘書の方が良くて、会長にはこんなものを?」 セ「第一に、私はムン秘書に感謝してます。私にどうやって会長に善処いていただいたらいいかを教えてくださって、会長に手紙を渡してくれたのもムン秘書です。あなたに渡してたらどうなったか。たぶん「立場をわきまえろ」って。「愛があたなを食べさせてくれるか?」こういうでしょ?第二に、どうしてあなたがこれを?」 ス「こっちはデパートで買えば55000W 、こっちは・・・どこで買ったのか5000W くらい?」 セ「私が作ったものです。大学入学して最初の作品です。ですから私が包んだまま会長に渡してください。あ~まったく開けちゃって」 ス「私はただ・・会長秘書として確認・・・」 セ「どうして?爆弾でも入れるとでも?」 帰ろうとするセギョン ス「ちょちょっと、ハンセギョンさん」 セ「まだなにか?」 ス「なんていい方だ。私がこれだけのために来たとでも?そんな人間だとでも?」 通帳をとりだして ス「会長がお返ししろと」(さあ、感謝するだろう。カムサ~カムサ~♪) セ「カムサハムニダ、ほんとうにありがとうございます」 ス「カムサ?感謝するのは私にではなくセギョンさんとインチャンさん・・・」 セ「受け取れません。この通帳」 ス「ど、どうして?」 セ「この通帳、私にとって大事なのは確かです。必要でもある。でも受け取りません。受けとったら全部もとに戻ってしまう。私の決心も全部」 ス「どんな決心?」 セ「キム秘書がしる必要はありません」 ス「そうじゃなくて、会長はこれで二人の愛を守れと、だから感謝しなくちゃ」 通帳を返して セ「感謝よりも申し訳ないです」 (申し訳ない?感謝じゃなくて?) ス「ああ、もう。ただおおきにっていえんのか。おおきに!って」 セ「あなた会長なの?会長は何もおっしゃらないのに、会長みたいにふるまって。とにかく、申し訳ないって会長に必ず伝えてください」 帰りかけて、 セ「ああ、それから、なまるとマジでダサイのわかってます?」 ス「ほんま?」 ブレスレットまじまじと眺めて 「どうみても安っぽいな・・でも手作りだ」 通帳をながめながら 「ああ、ムン秘書、明日ソインチャン氏に出社するよう伝えろ 秘書「会長、ソインチャン氏です」 ス「こちらへ」 インチャン「申し訳ありません、会長」 ス「辞表は受理しました。これからどうするつもりですか、噂は広まっていますが」 メモをとりだして ス「ここに言ってみなさい。話はしてあるから」 イ「会長・・」 ス「ソインチャン氏・・・人生には過去として忘れ去ることと忘れ去ることのできないことがある」 (いや~かっこいい、俺のせりふか?) ス「貧しさは過去のことです」 ス「これを。ハンセギョンさんに返してください。これまでどれだけ苦労してきたか。彼女のおかげで告訴もとりさげた」(さあ感謝する場面だ) イ「あの、会長」 ス「申し訳ないではないですね」 イ「本当に・・・カムサハムニダ」 ス「カムサ?感謝するのは私にではありません。セギョンさんとインチャン氏お互いに感謝しなければ。ウィンストン•チャーチルがこのようなことを言っています。未熟な愛は あなたが必要なので愛するが、成熟した愛は愛しているから、あなたが必要なのです。お互いのためにお互いが存在する、そのことに感謝してかならずハンセギョンさんを守ってあげてください。 イ「は、はい・・・ありがとうございます」 ス(私の方が感謝する。君たちのおかげで証明できたんだ。私が間違ってなかったこと。) ワインをそそぐスンジョ ス「きたか。診察するな。躁かって?お前たち医者にいわれたくないこと知ってるか。鬱病にはボランディアが一番だって言われるとき。 ところでこれがどういう意味がちょっとわかった気がする。ここがちりちりして、どきどきして」 ド「悪い虫でも入ったか?」 ス「彼らが愛し合って、喜んでる。それを見たら気分がよくなった」 ド「もしかしてボランティアしたのか?」 ス「ボランティアというより癒しだな、ヒーリング」 そこへ現われるセギョン セ「キム秘書。いいえアルテミスコリア会長、ジャン・ティエールシャー会長、酷い人。私をだましたわね。」 ス「だましたことは謝る、でもそれは・・・」 セ「だましただけじゃないわ。愛なんて知らない人のように、愛したことも愛された事もない人のように私の愛を守ってくれて。愛しか知らない会長」 だきついてキス。 セ「でも感謝します、コマオー」 ス「ハンセギョンさん!ファイティン!」 妄想炸裂。踊りまくるスンジョ。 ド「おい!どうしたんだ、いったい」 ス「もうすぐいい事があるんだよ」 ス「ああ、どういってお礼してくれるかな?一緒にくる?電話かな?いや電話は礼儀知らずだ。直接こなきゃな」 電話をかけるスンジョ 「ああキム専務、私だが、ソインチャンのことだ。この前話した。もう行ったか?来てない?電話もない・・・そうか」 秘書「会長!ソインチャンが・・」 ス「どうした!何事だ」 セギョンの会社前で待つスンジョ ス「ハンセギョンさん!」 セ「なんですか?」 ス「変わったこと、ないですか?」 セ「なんのことですか?もしや会長が心変わりしたとか?」 ス「そうじゃなくて・・・ソインチャンさんに会いましたか?」 セ「インチャンさんですか?・・・もう別れたので」 ス「連絡もなく?」 セ「別れたといってるでしょう」 ス「電話も、メールもなしですが?」 セ「別れたんですって、どういうことですか」 ス「・・・・通帳、受け取ってないですよね」 セ「通帳?・・・もしかしてあの通帳インチャンさんに?」 ス「・・・・」 セ「会長が渡したんですか?インチャンさんに?」 ス「ええ・・・それでインチャンさんがブラジルへ向かったようです、昨日の飛行機で。働き口を見つけたようだが、知らなかったですか?」 セ「・・・・」 ス「だから、ソインチャンさん、事情がさしせまっていて・・だからちょっとの間借りただけで、踏み倒すとかそういうことじゃなく」 セ「わかってます・・・ソインチャンさんは悪い人じゃなく、どうしようもなかったんです。それに通帳はもともと受け取るつもりじゃなかったですから。インチャンさんが持っていっても、もう私のものじゃないです」 ス「・・・」 セ「他にお話がなければ失礼します」 力なく歩き去るセギョンを見送るしかできないスンジョ。それでも気になって知られないようにあとをついていく。車に飛び込むのではないかとはらはらしながら。 川辺にきて橋を見上げるセギョンにインチャンからのメール 「このメールを受け取るころ、僕はブラジルにいるだろう。会長から預かった君の通帳、その金でで残った借金を返した。もう新しくやりなおす。最初からやりなおしたい。借金も母さんもそして君もいない世界で。ありがとう、そしてすまない。元気で・・・君ならきっとがんばれる。アンニョン」 泣き崩れるセギョンに何と声をかけたらいいかわからないスンジョ。 セギョンが家にたどり着くまでしずかに見送って帰り道。セギョン手作りのブレスレットを見つめて。 ド「泣いたのか?どうした?」 ス「滅亡したと思ってたんだ・・恐竜が絶滅したみたいに。マンモスが絶滅したみたいに・・なのにまだいたんだ。そんな女が・・・まだ残っていたんだ。」 ド「だから・・・泣いたのか?その女のせいで?」 ス「その女が・・・俺を泣かせたんだ」
by gansoga
| 2012-12-14 01:14
| 清潭洞アリス 1-5
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