カテゴリ
全体 清潭洞アリス 11-16 清潭洞アリス 6-10 清潭洞アリス 1-5 Jaimi's Bed Story 王女の男 21-24 王女の男 16-20 王女の男 11-15 王女の男 6-10 王女の男 1-5 王女の男 逆転の女王26-31 逆転の女王21-25 逆転の女王16-20 逆転の女王11-15 逆転の女王6-10 逆転の女王1-5 検事プリンセス 11-16 検事プリンセス 6-10 検事プリンセス 1-5 家門 M-Review 51-54 家門 M-Review 46-50 家門 M-Review 41-45 家門 M-Review 36-40 家門 M-Review 31-35 家門 M-Review 26-30 家門 M-Review 21-25 家門 M-Review 16-20 家門 M-Review 11-15 家門 M-Review 1-10 完璧な恋人に・・・16-20 完璧な恋人に・・・11-15 完璧な恋人に・・・6-10 完璧な恋人に・・・1-5 完璧な恋人に・・・番外編 家門の栄光 家門の栄光 51-54 家門の栄光 46-50 家門の栄光 41-45 家門の栄光 36-40 家門の栄光 31-35 家門の栄光 26-30 家門の栄光 21-25 家門の栄光 16-20 家門の栄光 11-15 家門の栄光 1-10 一枝梅 未分類 以前の記事
2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ブログジャンル
画像一覧
|
2010年 02月 06日
このドラマで「兄と妹」というとガンソクとヘジュを思い浮かべるでしょう。でも双子の兄とダナもいますし、もう一組「兄マンギと妹チュジョン」がいるのです。
しばらく前からチュジョンが大金を必要としていることを不信に思っていたマンギは、その理由が18年前に別れたハ家運転手ギョンソプであることを知ります。ビョンドの助けで二人で会ったマンギはギョンソプに言います。 「よく顔を出せたものだ。あの時なぜ一人で逃げた?お前はチュジョンを裏切っただけじゃない。反対する父に背いて、妹を連れて駆け落ちしろと金を渡した私までも、お前は裏切ったんだ」 「兄さん、なぜ黙っていたの、なぜ本当のことを言ってくれなかったの」 「お前には父と私だけを恨んで欲しかった。だってあいつはお前が愛した男じゃないか」 この兄の愛はスゴイです。父を裏切ってまでも妹を好きな男と逃がそうとしたこともすごいですが、事実を黙っていたことも、18年間チュジョンに自分を恨ませてやったことがすごいことだと思うのです。 このドラマではたくさんの愛の形が表されていますが、運転手との恋を許さない宗家というありふれた話でなく、もう一つ深い「兄の愛」としてのエピソードではないでしょうか。また、このドラマを1度ご覧になった方には、終盤分かるあることを踏まえて見ると、一層の感動があるのではないかと思われます。 ダナへの「恩返し」「罪滅ぼし」ともいえるハ家への提案が成立し、これでできることは全てやり終えてしまったガンソクには、もうダナと会う口実もなくなってしまいました。 「あんなに殴ったのにまだ気がすまないのか。座れ、飲んでから始めよう、酔ってないと反射的に手が出てしまいそうだ」 「すごく迷いました。どうして僕が話さなきゃならない、知らん振りしておこう、 ほっておこうと・・・迷いました」 「何が言いたいんだ」 「彼女、お酒を飲んで一度だけ僕に亡くなった彼になってくれと言いました。 自分のためにハンドルを切ったその瞬間の眼差しだけを支えに生きてきたと。 初めて知りました。その人、彼女を助けるためにハンドルを切ったこと・・・・ どうしてその人にしがみつくのか分かりました。 ところが彼女、記憶が薄れていくと、泣きました。 彼のためにコートも着なかったのに、あなたがあげたマフラーをはずせないと・・・・」 (ガンソクかたまる) 「彼女をつかまえて叫びました、僕を見て、僕の目を見て思い出して その人にそっくりな僕を見て思い出して・・・、彼女、泣いてばかりいました。 どうして僕がここに来るのを迷ったか分かりますか? 彼女の代わりに「告白」するのだから、死んでも言えない彼女の代わりに。 それでも彼女を苦しめるつもりですか? これで僕の役目は終った。だから次はあなたが・・・」 (ヒョンギュが出て行ったあと、止めどなく涙を流すガンソク) ガンソクは全てを知りました。愛を知らなかったガンソクが「気味が悪い」とまで言った、ダナのジンハへの愛の理由を。あんなに揺さぶっても動じなかったダナの愛が、揺らぎ、忘れさせ、そして今では自分に向かっていることを。 僕だけじゃなかった、ダナも僕を愛しているんだ。なのになんてことをしてしまったのだろう。 目を閉じ上を向くガンソクの表情はそう言っているかのようです。 「いいえ、ここに来るのも最後でしょう。彼女を待つと言ったけど・・・・できません。 分かったんです、なぜ僕が亡くなった彼にそっくりなのか。 僕はそれが彼女との縁だと思っていましたが・・・違いました。 彼女にとって、僕は越えなくてはいけない川だったんです。「ゆるしの秘跡」。 死んだ人に言えないから、そっくりな僕が必要だったんです」 (庭でその話を聞いていたダナ、ここで目を閉じ涙を流します) 「今日、したくない役目をしてきました。最後まで迷いましたが言ってきました。 よかったです、お兄さんに話せてスッキリしました」 このヒョンギュの語ったことが、以前(11話)グレー字で書いた部分です。 「なぜ似ているか分かった」とヒョンギュは言っています。このKNTV字幕にある「ゆるしの秘跡」とは「罪を告白することで、ゆるしを得る」という宗教用語のようです。 ダナが「オッパを忘れてガンソクを愛してもいいですか?」とジンハになってもらったヒョンギュに「ゆるしを請うた」ということです。 だからジンハとなったヒョンギュは「それをゆるし、ガンソクに告げた」ということ・・・・。 私は、ダナの中で(無意識に)最初からヒョンギュはジンハなのではないのか、だから 「ヒョンギュはナイ」のではなかったのか、と思っています。 ガンソクでさえ「なぜヒョンギュじゃだめなんだ」と思っていますし、ヒョンギュには一度も嫉妬していません。逆にヒョンギュは早い時点からガンソクを「危険」と見て嫉妬しています。 また、ヒョンギュはジンハを忘れろとダナに言いませんが、ガンソクはジンハには猛烈に嫉妬しています。このことから、ダナをめぐるこの奇妙な三角関係はヒョンギュ=ジンハとして見れないかと思うのです。私の妄想かもしれませんが、最初からヒョンギュは「ジンハの化身か?」という登場なのではないのかと思ってみたのです。 ですから、ダナが10年の時を経て、ガンソクに出会い愛するためには、ヒョンギュという 「形あるジンハ」が必要であり、それを乗り越えなければならなかった・・・。 それが「越えなくてはいけない川」なのだと言っているのではないでしょうか。 この見過ごされがちなシーンですが、スヨンを聞き役に語るヒョンギュの言葉には大変深い意味があると思うのです。チョン・ジウ作家が、このヒョンギュのセリフに一番心を砕いたということを聞き、こんな見方もあるのでは?と思っているのです。 ビンタを獲ったダナを思い出していると、居眠りをしていたおじさんが気づきます。 「あぁ、君か・・・ さっき彼女も来てたゾ」 ベンチで一人湖を見ているダナ。立ち上がると・・・・ガンソクがいます。 見つめ合い、ガンソクがダナを抱きしめます。 「分かってるんだろ、僕達芝居なんかじゃなかったって だから僕は・・・・もうあなたを離せない」 ***************************************************** 「愛してもいいですか」 사랑해도 괜찮니 前回に続いてのテーマ曲のご紹介です。この30話ではこの曲はたった1回だけ あの、ヒョンギュがガンソクに語り終わるあたりから流れ始めます。 ガンソクの滂沱の涙とこの ♪ サランヘド ケンチャンニー ♪ に一緒に涙する方も多かろうと思われます。今までにも何度も印象的に流れるガンソクのキャラテーマともいえるこの曲、 youtubeでお聞きになってみてください。 また、つたない私の訳詩も載せさせていただきます。 「愛してもいいですか」 By 4men 【youtube】 今日も僕は君の顔を思い浮かべて 一日ぼーっとしてる 何気ない君の一言が しきりに思い浮かぶ 君の笑っている姿が いじらしい顔が 毎日のように おなじ所を探させる 君のそばにもう少し近づきたい ここでもう一度君を待ってみよう 愛してもいいですか こんな僕でもいいですか 君のその傷を 僕が抱きしめてあげたい 言葉もなく 君一人だけを待ってる 次の愛が僕であるようにと 初めから見ていた 目が合うことも多かった 君という人 僕には違ってた 千回すれ違っても 避けられない愛 君だということが やっと分かったんだ 愛してもいいですか こんな僕でもいいですか 君のその傷を 僕が抱きしめてあげたい 君が辛い涙を流す時はいつでも 僕の胸を貸してあげる 君の残された最後の愛が 僕ではないの? 君の寂しさが 僕には分かる気がする 僕と出会って愛しはじめたら もう辛い別れは来ないだろう
by gansoga
| 2010-02-06 10:28
| 家門 M-Review 26-30
|
ファン申請 |
||